治癒使と呪われたダンジョン

Circle: B-flatRelease: 2023/04/22Updated: 2023/05/22v1.05
★ 4.42(5,353 reviews)Sales: 17,425

今月の注目作として本誌が取り上げるのは、ビーフラットが台湾から届けた俯瞰視点ARPG「治癒使と呪われたダンジョン」だ。治癒の力を持つヒロインが呪われたダンジョンに踏み込み、さまざまな魔物の「憑依」「絡み」「寄生」といった特殊攻撃を受けながら進む本作は、バッドステータスを逆手に取った独自の攻略設計が魅力だ。ヒロインの状態に応じて変化する豊富な立ち絵差分と、ほとんどの敗北シーンがゲームオーバーにならずに記録として残るというシステムは、探索の記憶が積み重なっていくドラマ性を生み出している。台湾発の同人ゲームとして日本語でプレイできる完成度の高さは、アジア圏のクリエイターが同人ゲームという文化を発展させた姿として感慨深い。

本作の真骨頂は、リアルタイムで表示されるバトルと複数エンディングが示す物語の深さにある。悪堕ち・異種えっち・触手・孕ませといったジャンル定番の要素を盛り込みながらも、ヒロインの「記録」という概念でゲーム進行全体を包み込む設計は、一般的なエロRPGとは異なる緊張感と没入感をもたらす。攻略に困った時はバッドステータスを活用するという「負けを活かす」設計は、このゲームならではのユニークな攻略観だ。立ち絵がヒロインの状態に合わせてコロコロ変わるという動的なビジュアル表現は、ダンジョン内での体験をリアルタイムに可視化している。

1万7000本超の販売実績と評価点4.42は、リリース当初の暗号化問題という試練を乗り越え、誠実な対応によってユーザーの信頼を回復した制作陣の姿勢を反映している。Ver.1.05まで継続的にバグ修正と改善が行われてきた点は、作品への真摯な向き合い方を示している。温泉でメンタルステータスを回復するといった、RPGとしての丁寧な世界観設計も本作を単なるエロゲームに留まらせない要因だ。

読者に届けたい一作として、本誌は「治癒使と呪われたダンジョン」をアジア圏発の意欲的なエロARPGとして推薦する。俯瞰視点でリアルタイムに展開するバトルシステムと、ヒロインに刻まれていく「記録」の重みは、この作品ならではの体験だ。呪われたダンジョンの奥底で待つ物語の真相を、ぜひ自分の手で明かしてほしい。中文・英語対応により国際的なプレイヤーにも届けられているこの作品の普遍的な魅力を確かめてほしい。呪われたダンジョンで積み重なる記録の重みを体感しながら、治癒使の物語を最後まで見届けてほしい。バッドステータスも活用しながら進むこの旅は、他のゲームでは味わえない独特の没入感をもたらす。台湾発のクリエイターが生み出した俯瞰視点ARPGとして、アジア圏同人ゲームの可能性を示した本作の完成度を、自分の目で確かめてほしい。複数エンディングが示す物語の深さが、あなたを何度もこのダンジョンへと誘うだろう。

バージョン履歴を表示
2023/05/22v1.05Bug fixed. ver1.05 中文、英文版追加
2023/05/01v1.04Bugfix ver.1.04
2023/04/30v1.03誤字脱字修正 Bugfix Ver. 1.03
2023/04/26v1.02誤字脱字修正 Bug fixed. ver.1.02
2023/04/24誤字脱字修正 Bug Fixed.
2023/04/22刪除PlayDRM的加密
Read Ci-en articles →
← Back to top

同人マガジン

当サイトは18歳以上を対象とした
同人作品レビューサイトです。
あなたは18歳以上ですか?