今月の注目作として本誌が強くフィーチャーするのは、MHR研究所が放つマインスイーパー×RPGという奇跡の融合作『ラボスイーパー~ドロシーの秘密研究記録~』だ。続編「ラボスイーパーEVOL」の体験版が公開されたという情報も届く中、本作の体験が今まさに最高の状態にあることを本誌は確認している。11900本超の販売数と評価4.45・レビュー2568件という実績は、マインスイーパーという古典的パズルゲームに成人向けRPGの要素を組み込むというアイデアへの市場の確かな評価だ。続編への期待をさらに高めるためにも、まず本作から始めてほしい。
本作の真骨頂は、マインスイーパーというゲームメカニクスと状態異常システムの有機的な結合にある。各ブロックに隣接する敵性体の数を手がかりに廃棄研究所を探索するという基本プレイは、慣れ親しんだマインスイーパーのルールを維持しながら、武装・アイテムの発見という新たな動機付けを加える。敵や罠に接触したときに発生する状態異常——肉体と精神の両面に積み重なる負荷がドロシーを窮地へと追い込む設計は、研究員として任務に挑む少女の過酷さをゲームプレイとして体感させる。「真の敵は肉欲」という自嘲めいた設計の巧みさに、制作者の知性が滲む。
スキルシステムの深さも本作の隠れた魅力だ。任務ノードの突破によって解放されるスキルツリーは、プレイスタイルに応じたカスタマイズを可能にし、マインスイーパー新米から玄人まで異なる楽しみ方を提供する。3〜8時間というプレイ時間の幅が示すように、難易度と攻略の深さによって体験の長さが変わる設計は、リプレイ価値を高める。マルチエンディングと「NG+モード」の存在が、クリア後も長く楽しめる理由だ。断面図・機械責め・クリ責め・触手というジャンルタグが示す多彩な敗北シーンが、各エンディングを彩る。
読者に届けたい一作として、続編体験版公開という朗報とともに本作の価値を改めて推薦する。「ラボスイーパーEVOL」という続編が登場するほどのポテンシャルを持つ本作の世界観を、まず本作で体感してほしい。廃棄研究所でドロシーが対峙する禁断の技術と「肉欲」という二重の敵——その戦いに立ち向かう研究員の姿は、v1.08まで磨き込まれた完成形として最良の状態で待っている。
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