今月の注目作として、キャラメイクという概念を成人向けRPGの域まで進化させた『ユニゾンコード』を推薦したい。サークル「出血観察日記」が手掛けた本作は、髪型・胸の大きさ・種族的特徴・陰毛の有無まで細かくカスタマイズできるキャラクター作成システムを核に据えた野心作だ。容姿おまかせボタンで毎回異なるパターンが生成されるという設計は、同じゲームを何周しても新鮮な体験が生まれる再プレイ性を保証する。販売数22094本・評価4.72・レビュー3242件という突出した実績は、このアイデアへの市場の圧倒的な支持を示している。
本作の真骨頂は、キャラメイクがゲームプレイの全ての層に反映されるという徹底した設計にある。作ったキャラクターがHシーンCGに反映されるだけでなく、胸の大きさや陰毛の有無でNPCの反応が変わり、アクセサリーがCGに反映され、エロステータスの上昇が乳首色や噴乳設定に影響する——この多層的な反映システムは、プレイヤーが作り上げたキャラクターが「本当に存在する」という感覚を生み出す。150枚の基本サイズCG・100枚のカットサイズCG・36枚のSDサイズCGというビジュアル量も、この徹底性を支えている。
三つの戦闘システム(らくらく・ふつう・じっくり)という設計も、幅広いプレイヤーへの配慮として評価できる。「ストーリーだけ見たい」から「骨太な戦闘を楽しみたい」まで、プレイスタイルに応じた選択肢が用意されており、プレイ中にいつでも変更できる柔軟性も持っている。複数声優によるボイスパターン5種類という音声設計も、「世界に一人しかいない主人公」という体験価値を高める要素だ。
読者に届けたい一作として、本作が提示する「自分だけの主人公で旅をする」という体験の根源的な魅力を推薦の核心としたい。田舎の少女がダンジョンで指輪の相棒UDちゃんと出会い、世界を救う旅へと踏み出すというストーリーは、王道RPGの骨格を持ちながら、プレイヤーが作り上げた固有のキャラクターによって誰にとっても特別な物語となる。v1.06まで丁寧にバグ修正を重ねてきた本作は、今この瞬間にこそプレイすべき傑作だ。
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