今月の注目作として名を連ねるのが、東京乳業による「MazeCave II〜肛門の逆襲〜」だ。前作の熱狂的なファンベースを受け継ぎながら、スケールアップした地下迷宮と25種のエロモンスター、4名の「迷宮の主」ボスが待ち受ける正統続編として颯爽と登場した。販売数9498本・評価4.1・762件のレビューという数字は、シリーズファンのみならず新規プレイヤーにまで広く支持が届いている証左だ。
本作の真骨頂は、アクションゲームとしての骨太な作りと、敗北時に展開される淫靡なシーンの絶妙なバランスにある。WASDキーで縦横無尽に動き回り、マウス操作で軽・重攻撃を使い分けながらガード・パリィを決めていく。単なる「負けるのを楽しむゲーム」ではなく、緊張感のある戦闘を経て初めて味わえる快楽という構造が、プレイヤーの没入感を高めている。
世界観も見どころのひとつ。「悪意と欲望が血肉となった」呪われた地下MazeCaveという設定は、単なる背景にとどまらずゲーム全体の雰囲気を支配する。喚霊女・人格熔炉・触手の母・迷宮の宝庫という独特の肩書を持つキャラクターたちが、不気味でありながらも魅力的な世界観を形成している。「帰魂者よ、この終わりなき暗黒の地下より我らを導け」という言葉が、心に刺さる。
読者に届けたい一作として今号でも迷わず推したい理由は、日本語・English・中文・韓国語の多言語対応と回想シーン機能を備えた親切設計にある。Ci-enのリリース記念記事「深淵──開幕」が示すように、新章の幕開けへの期待は全世界のファンが共有している。公開直後から精力的にアップデートを続けるサークルの姿勢も含め、長く付き合える傑作だ。
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