Redspike による『Nakara』は、男性受けアクションゲームという珍しい市場に真正面から挑んだ意欲作だ。1万5千本超の販売実績と評価4.48、1963件のレビューが示すように、このジャンルのファン層から確かな支持を集めている。ファンタジー世界を舞台に、一人称視点でリングを収集しながら魔族たちを相手にする本格アクションと、充実したHシーンが融合したこの作品を、今月の注目作として紹介したい。
本作の世界観はよく練られている。かつて人間を脅かした魔族は、68番目の勇者によって女体化され、500年間の平和が訪れていた。しかしその後、謎の欲望に囚われた魔族たちが再び暴力的になり、世界は混乱に陥る。69番目の勇者エルネストは女神に遣わされて真実を解明しようとするが、黒幕ナカラに敗北し迷宮へと閉じ込められてしまう——この設定が、ゲーム全体を貫く魅力的な世界観の骨格だ。
ゲームシステムはアクション性が高く、一人称視点で迷宮を探索しながら魔法リングを収集していく。リンググラップで遠距離からリングを引き寄せる、マナが溜まったら魔法剣・リングブレットを発動して魔族を浄化するという流れはテンポよく、純粋なアクションゲームとしても完成度が高い。28個のHシーンはダンジョンクリアや敗北・特定条件を満たすことで解禁される仕組みで、攻略するたびに新しいシーンが楽しめる。
男主人公・ドット絵・逆レ・男性受けというジャンルタグが示す通り、このゲームは通常の「女を攻める」ゲームとは真逆のアプローチを取っている。魔族(女性)に責められる男性主人公というシチュエーションは、他の多くの作品と差別化された体験だ。日英語に対応し、間欠的なコンテンツ追加も予定されている。このジャンルが好きな読者に、強く届けたい一本だ。
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