ぼくと夏のおねえちゃん達

Circle: おけゆ亭Release: 2025/11/01Updated: 2025/11/17v1.1
★ 4.33(1,257 reviews)Sales: 11,149
Format:Simulation

夏の記憶というものは、いつも甘くて切ない。サークル「おけゆ亭」が手がけたドットHシミュレーション『ぼくと夏のおねえちゃん達』は、そんな夏の記憶の甘さを丁寧に掬い取った作品だ。販売本数1万1千本超・評価4.33・1241件のレビューという実績は、本作が「おねショタ」というジャンルの魅力を誠実に体現していることを示している。田舎町、三姉妹、夏休み——これだけでも心が躍るが、RPGツクールMZで構築されたドットアートの世界が、この夏の物語に独特の懐かしさと温かさをもたらしている。

本作の舞台は、夏休みを過ごすことになった田舎町の親戚の家。主人公ユウを温かく迎えてくれるのは、三姉妹のハナ・リナ・ヒナだ。料理上手で優しい長女のハナ、バレー部エースで格好いい次女のリナ、元気で前向きな三女のヒナ——三者三様の個性を持つ姉妹たちとの交流が本作の核心だ。さらに三姉妹に加えて11人もの町の人々が登場し、全14人のキャラクター全員とエッチが可能という圧倒的なボリュームは、本作の遊びごたえを大きく拡張している。

本作のシチュエーションの多彩さは特筆に値する。玄関・台所・居間・縁側・トイレ・風呂という屋内施設に加え、川・土手・神社・交番・バス停・温泉・海という屋外スポットまで、多数の場所でエッチが可能だ。さらに昼・夕方・夜という時間帯によって雰囲気が変化するという細かな設計が、同じシチュエーションを何度体験しても新鮮さを保つ工夫になっている。場所と時間という二つの軸でコンテンツが広がる豊かさは、RPGツクール製作品の可能性を最大限に活用している。

回想モードの実装と全開放機能の存在が、本作の間口の広さを保証している。ゲームを最初からプレイして全コンテンツを回収する楽しさはもちろん、時間のないプレイヤーも全開放機能を使えば本作の全シチュエーションを楽しめる。スマホ版「HBOX」での展開という新情報からも、本作のポテンシャルが認められていることが分かる。ドットアートというビジュアルスタイルが、おねショタというジャンルのノスタルジックな魅力と相性抜群なのだ。今月の夏特集として、ぜひ読者に届けたい一本だ。

バージョン履歴を表示
2025/11/17v1.1・三姉妹のアニメーションを2種類追加しました。 ・その他 調整等
2025/11/02速度変更アイテム追加 不具合修正 ・回想モードの三女フラグミスの修正 ・長女の寝起き指定ミスの修正
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