MECHANICA――うさぎと水星のバラッド――

Circle: Loser/sRelease: 2020/04/10Updated: 2020/04/20v1.20
★ 4.74(16,093 reviews)Sales: 36,970

Loser/sによる『MECHANICA――うさぎと水星のバラッド――』は、今月の注目作として本誌が自信を持って推薦する、SF×セクハラという異色の組み合わせを昇華した傑作RPGだ。西暦5029年の水星という遠い未来を舞台に、うさぎ耳のメイドとともに世界の崩壊に立ち向かうという王道的な骨格に、膨大かつ多彩なHシーンと洗練された世界観が肉付けされている。「伝統的で革新的なアダルトゲーム」という自己紹介は、本作の本質を言い当てた言葉だ。ネオンと酔っ払いの街・ギロチンシティという退廃的な舞台設定が、ゲーム全体に独特の質感をもたらしている。

本作の真骨頂は、60枚以上(うちアダルトCG45枚以上)という充実のCGと、27の基本Hシーン・30の基本セクハラシーンというコンテンツ量の充実にある。手コキ・フェラ・足コキはもちろん、被犬プレイ(犬扱いされる)・犬プレイ(犬扱いする)・漏らすまでくすぐる・おしっこ露出・ペニスの長さを測ってもらうという奇抜なシーンまで、「マニアックで実用的」という設計思想が貫かれている。好感度によって三段階に大きく変化するHシーンと、専用カットインが豊富な30のセクハラシーンが、繰り返しプレイへの強力な動機付けを生む。

世界観の作り込みも高く評価したい。天蓋が太陽の熱を遮断するギロチンシティの退廃的な雰囲気、外宇宙からやってきた言語学者・記憶と感情を奪われた大罪人・同体婚姻主義の芋虫・情熱のアバターアーティストなど、個性的すぎる登場人物たちが街に生き生きと息づいている。音楽を聴かせて情報を集めるという独自のゲーム進行も、街への探索意欲を持続させる素晴らしい発明だ。RPGとしての物語的完成度も同ジャンルの中で際立っている。

評価4.74・レビュー数16,090件という高評価は、本作がジャンルの枠を超えた幅広い層に愛されていることの証だ。「古臭いサイバーパンクと、うさぎ耳のメイドは好きですか?」という問いに思わず頷いてしまった読者に、本作を強くお薦めする。遠い未来の水星で紡がれる愛と冒険の物語を、v1.20の充実したコンテンツでぜひ体験してほしい。読者に届けたい今月最高の一作だ。

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2020/04/20不具合を修正しました。
2020/04/13v1.20MECHANICA_ver1.20に修正しました。 主にバグの修正になります。
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