刻まれた快感

Circle: 小鳥の煽りRelease: 2022/09/23Updated: 2022/12/21v1.11
★ 4.54(5,561 reviews)Sales: 14,120

今月の注目作として本誌が選んだのは、「刻印」という独創的な世界設定を軸に、寝取られというジャンルをファンタジーの文脈で昇華させたRPG——サークル「小鳥の煽り」の『刻まれた快感』だ。評価スコア4.54、レビュー数5560件、販売数1万4000本超という実績は、NTRジャンルの愛好家にとってこの作品が高い完成度を誇ることを示している。「ヒロインの性歴」という重要なコンセプトが、単なるフェティシズムを超えた物語的深みを与えている点が本作の真価だ。

本作の真骨頂は、「刻印」という設定の独創性にある。この世界では体に宿した刻印が性行為によって女性に受け継がれるという設定があり、刻印の種類から誰と性行為をしたかが推測できる。これは単なるバックグラウンド設定ではなく、主人公ロベールが空白の2年間の謎を解明していくという物語の核心に関わる仕掛けだ。士官学校の課題を通じて過去の真実が明らかになるという構成は、NTRゲームとしては珍しいミステリ的な要素を持つ。

ゲームシステムの細やかな配慮も見逃せない。「ベッドで休むとキャラの夜の行動がランダムに描写される」というシステムは、序盤は無垢な日常を描き、中盤以降から様変わりするという段階的な展開を演出している。士官学校の施設でもランダムイベントが発生し、戦闘中のカットインでも間男との関係が示唆されるという、ゲームプレイ全体を通じたNTR体験の設計が巧みだ。通常・イージーの難易度選択、回想ルーム、高速スキップといった利便性も充実している。

読者に届けたい一作として推薦する。行方不明から2年後に従者として現れるアリエノという、謎めいた再会から始まる物語のフックは強力だ。間男による執拗な言葉責め、野外での行為、着替えの覗き見といったシチュエーションの多様性、そして刻印によって「過去が刻まれる」という本作特有のテーマが、Hイベント28種・CG19枚という数字以上の充実感を生み出している。NTRファンなら見逃せない、世界観の完成度が光る一本だ。

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2022/12/18不具合修正
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