The Monstrous Horror Show

Circle: 蟹ヘッドクラブRelease: 2022/02/25Updated: 2022/03/23v1.15
★ 4.62(4,632 reviews)Sales: 13,691

蟹ヘッドクラブのデビュー作「The Monstrous Horror Show」は、今月の注目作として真っ先に手に取るべき一本だ。評価スコア4.62・レビュー数4,632件・販売数1万3677本という数字は、インディーサークルのデビュー作としては破格の実績であり、本作が単なるアダルトゲームの枠を超えた体験を提供していることを雄弁に物語っている。シナリオ選択×横視点探索という斬新な構造を採用したパニックホラーRPGとして、ジャンルの新たな可能性を切り拓いた意欲作といえよう。

本作の真骨頂は、4人の個性豊かな主人公それぞれの視点から廃病院という閉鎖空間を探索できる設計の巧みさにある。引っ込み思案の女子・明内陽子、フタナリ体育教師の果無立奈美、豪放な性格の生羽咲欄、若き製薬会社社長の初毬始——まるで性格も背景も異なる彼女たちが、廃病院という舞台で何を見て何を感じるのか。シナリオを選択することで全く異なるプレイ体験が得られるリプレイ性の高さは、本作最大の魅力のひとつだ。ホラー・アヘ顔・触手・フタナリなど多彩なジャンルタグが示すとおり、Hシーンのバリエーションも圧巻の一言に尽きる。

基本CG59枚・差分総枚数約700という充実のビジュアルボリュームに加え、怪人に追われる緊張感のある探索パート、イベント戦、監獄でのコミュニケーションシステムなど、ゲームとしての完成度も高い。想定プレイ時間4〜10時間という幅も、プレイヤーの深度によって体験が変わるリッチなコンテンツ量を示している。高速スキップ・Hシーンスキップ・オートテキストといったユーザー配慮の機能も網羅されており、丁寧な作り込みが随所に感じられる。

読者に届けたい一作として本作を推す理由は明快だ。デビュー作にして4600件超のレビューを集める実力、ホラーとエロスを見事に融合させた世界観、そして4人の主人公それぞれに用意された物語の深み。「廃病院に集う4人の主人公は、無事に脱出し日常を取り戻せるのか」——このシンプルな問いが、プレイヤーの好奇心を最後まで手放さない原動力となっている。v1.15というバージョン番号が示す継続的なアップデートへの誠実さも含め、蟹ヘッドクラブという新鋭サークルの今後に目が離せない。

バージョン履歴を表示
2022/03/23v1.15特定状況下での怪人発生処理に関して不具合修正
2022/03/19v1.14日本ロケーション以外の win10 OSにてマップ画像が正常に表示されない場合がある対策の対応
2022/03/14v1.13誤字脱字修正 ver1.13 一部誤字修正、エンディング後のタイトルイラストの差し替え
2022/03/01v1.12特定マップにて進行不能になる不具合修正
2022/02/27v1.11誤字脱字修正 ver1.11 特定マップにて進行不能になる不具合・その他軽微な不具合修正、怪人登場演出軽量化機能実装など
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