街頭で性自認のアンケートを受けた俺はいつの間にか穴に加工されてカルトの信徒になっていた

서클: Re:Set발매일: 2026/04/10
판매수: 115
작품 형식:CG・일러스트

今回編集部が取り上げるのは、サークルRe:Setが放つ問題作にして野心作、「街頭で性自認のアンケートを受けた俺はいつの間にか穴に加工されてカルトの信徒になっていた」である。タイトルからしてただごとではない。長大な一文がそのまま作品の全てを語り尽くしているかのようで、読む者の脳裏にはすでに物語の輪郭が浮かびあがる。これだけでサークルの語り口のセンスが伝わってくるというものだ。

本作はCG・イラスト形式で展開される作品であり、性転換(TS)・女体化・精神支配・メス堕ちといった要素を軸に構成されている。昨今の同人CG市場において、このジャンルの組み合わせ自体は珍しくない。しかし本誌が注目したのは、その設定の組み合わせ方ではなく、物語の導入口として「街頭アンケート」という日常的かつ無害な光景を採用した点である。誰もが一度は経験したことのある、あの何気ない声かけ。そこから始まる奈落への転落劇という構造は、読者の「自分ごと」として物語に引き込む効果を持つ。非日常は日常の皮をかぶって現れるのだという恐怖と興奮が、この作品の根幹をなしている。

カルトという題材の選択も鋭い。宗教的な共同体が持つ閉鎖性、教義による思考の塗り替え、集団の中での個の消失。これらは精神支配というジャンルと極めて相性がよく、単なる「洗脳もの」に留まらない重層的な構造を生み出している。主人公が「信徒」として完成していく過程は、肉体的な変容と心理的な変容が交互に、あるいは同時に進行することで、読者に複雑な没入感を与える。身体が先に変わるのか、心が先に折れるのか。その問いを繰り返しながら物語は進む。

羞恥・恥辱の描写についても触れておかねばならない。本作におけるそれは単なる刺激装置ではなく、主人公のアイデンティティが剥奪されていく過程の指標として機能している。かつての自分を恥じ、しかしその恥じる感情すら快楽に転化されていく様は、メス堕ちというジャンルが本来持つ哲学的な問いかけ——「自己とは何か」——を誠実に掘り下げている。拘束という物理的な制限と、精神支配という内側からの制限が重なることで、逃げ場のない閉塞感が完成する。

販売数115本という数字は、本誌のレビュー対象としてはまだ発展途上の段階にある。しかしそれは逆に言えば、多くの読者がまだこの作品に辿り着いていないことを意味する。Re:Setというサークルのフィルタリングセンス——日常から非日常へのグラデーション設計、タイトル一文で世界観を語り切るコピーライティングの巧みさ——は、販売数以上のポテンシャルを感じさせる。CG・イラスト形式ゆえの視覚的な訴求力とあわせて、この作品が持つ密度の高さは本誌編集部の推薦に値するものだ。

同人シーンの豊かさは、こうした一点突破型の作品が静かに積み重なることで形成される。街角の問いかけから始まる転落と変容の物語は、読者それぞれの中に異なる余韻を残すだろう。その余韻の質こそが、この作品の真の評価軸である。

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