「ゆめなまこん」が制作した『マーレと黒き海の迷宮』は、若くして大魔法使いと呼ばれるほどの実力を持つ主人公マーレを操作するRPGとして、今月の編集部が強く推薦したい意欲作だ。欲望を増大させる魔物が潜む海底遺跡という舞台設定は、通常のダンジョン探索とは異なる独自の緊張感を生み出している。
本作の真骨頂は、戦闘と官能が分かちがたく結びついたゲームシステムにある。マーレは平常時においてほぼ無敵に近い実力を持つが、強い快楽によって前後不覚になれば苦戦は免れない。この「強さと脆弱性の同居」というキャラクター設計は、凌辱ゲームとして極めて洗練されたものだ。戦闘中のHシーンは立ち絵とCGの両方を活用して展開される設計も、視覚的な充足感を高める工夫だ。
パッシブスキルシステムも注目に値する。様々な経験を重ねることで「自慰中毒」などのスキルが身につき、特定の状況での感度上昇や特定の敵への降伏が起きやすくなる。この成長(あるいは堕落)の可視化は、マーレの内面変化をゲームメカニクスとして表現した秀逸な設計だ。輪姦、自慰、触手、催眠、洗脳、淫紋、丸呑みという多彩なシチュエーションも、ジャンルの多様性を確保している。
釣りミニゲームの搭載、難易度選択、回想・CG閲覧・Hシーン短縮機能、メッセージスキップなど、プレイアビリティへの配慮も行き届いている。九反氏によるイラストも作品の品質を底上げしており、読者に届けたい一作として、強くて美しい魔法使いが快楽に蕩けていく物語を求める方に本作を推薦したい。海底遺跡の闇の中で何が起きるのか、ぜひその目で確かめてほしい。
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