バイオテクナーサ

サークル: テンかす発売日: 2025/11/13更新日: 2025/12/06v1.07
★ 4.71(2,268 件)販売数: 11,248

今月の注目作として、テンかすが世に問う黙示録的純愛RPG「バイオテクナーサ」を推したい。棄てられた病院で目覚めるという衝撃的な幕開けから、ユキナという少女との出会いを経て荒廃した世界をふたりで生き抜くというストーリーは、純愛ジャンルとしてはこれ以上ない設定の強度を持つ。11,168件の販売数と驚異的な評価4.71、2,241件のレビューは、この作品が目指した「終末世界での純粋な愛」というテーマへの圧倒的な共感の証だ。

本作の真骨頂は、夜伽システムという名のフリーエッチ機能の設計の豊かさにある。山奥のトレーラーハウスで過ごすふたりだけの夜に、愛撫・奉仕・挿入・射精・胸を揉む・キスをするという多彩な行為が、プレイヤーの好みで順番に選べる。汗やフィニッシュ回数・ぶっかけ状態によってユキナの反応が変化するという設計は、このゲームが単なるエロシーン集ではなく、関係性の深化をシステムに落とし込んだことを示す。

昼はアクマとの戦い、夜は布団の中での戦い──という一文に本作の世界観は凝縮されている。荒廃した市街地での戦闘・探索・育成という本格RPG要素と、夜の密やかな愛の時間という対比が、ゲームに昼夜のリズムを作り出している。Ci-enで進捗26として「発売日」を報告し、26回にわたって制作の過程を丁寧に共有してきたテンかすの誠実さが、発売前から積み上がった期待を裏切らなかった。

読者に届けたい一作として、本作のナラティブ設計の深さを特に推薦したい。市街地・山林・洞窟・病院・謎の研究所という各所に散らばる人々の遺した記録は、世界が荒廃した経緯を断片的に明かす手法として機能している。謎の解明と戦闘と夜伽が並行して進む構造は、プレイヤーに常に複数の目標を与え、広大なエリアを探索し続ける動機を維持させる。主人公以外の男性キャラとのHシーンが存在しないという誓約も、純愛への真摯なコミットメントだ。

バージョン履歴を表示
2025/12/06不具合修正
2025/12/02誤字脱字修正
2025/11/22不具合修正
2025/11/20ゲームバランスの調整
2025/11/14不具合修正
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