今月の注目作として取り上げるのは、サークル「コラプト」による女体化・淫魔化テーブルゲーム『淫魔化すごろく』だ。8人のキャラクターが双六の盤上で競い合いながら、少しずつ「淫魔化」していくというシステムは、ゲームとエロスを有機的に結びつけた秀逸な発明といえる。ver1.3以降ではキャラクター数が11人に増え、オリジナルキャラクター作成機能まで追加された進化の幅も見どころのひとつだ。
本作の真骨頂は「淫魔化」というパラメーターの設計にある。マスの効果やスキル・アイテムによって淫魔化度が上昇し、男性キャラは男性→女性→淫魔→完全淫魔、女性キャラは女性→淫魔→完全淫魔という段階的な変容をたどる。そして「性欲」パラメーターが限界に達すると絶頂して行動不能になるが、絶頂を重ねるほど性欲の上限容量が拡大していくという設計は、堕落の加速度を視覚的・ゲーム的に体感させる巧妙な仕掛けだ。
同マスに止まったキャラクター同士の「掛け合い」システムも見逃せない。慰め合ったり、互いの淫魔化を促進したり、すでに完全淫魔となったキャラクターがもう一方を強制的に引き込んだりと、会話の展開がゲームの状況によって変化する。姉妹関係の成立後に生まれる親密な会話は、キャラクターへの愛着を深める要素として機能している。
わぶき氏によるキャラクター立ち絵・イベントCGは、全キャラクターのエンディング分を含む12枚以上に及ぶ。5ステージ・11キャラクターという充実のボリュームを、1人用ゲームとしてじっくり堪能できる本作を、読者に届けたい一作として推薦する。評価4.55点・レビュー数4775件の実績が支持を証明している。
当サイトは18歳以上を対象とした
同人作品レビューサイトです。
あなたは18歳以上ですか?