ボクのHな夏の思い出~お姉ちゃん達と過ごした八月~

サークル: ディーゼルマイン発売日: 2018/09/21
★ 4.51(4,796 件)販売数: 11,308

「ディーゼルマイン」の『ボクのHな夏の思い出』は、田舎の夏という誰もが心の奥底に持つ原風景に、甘酸っぱく官能的な記憶を重ね合わせた3DRPGだ。照り付ける日差し、そよぐ風鈴、麦わら帽子のお姉ちゃん——これらの詩的なコピーは、単なる作品宣伝を超えて、プレイヤーの情感に直接訴えかける力を持つ。今月の注目作として、その感触を丁寧に紹介したい。

本作の真骨頂は、日常的な情景と性的な興奮の境界線を自然に溶かす演出技法にある。魚釣り、秘密基地、肝試しという純粋な夏の遊びと、「夜中にお姉ちゃんのオナニー姿を覗き見」「外で遊んでいる最中に勃起してフェラチオで治してもらう」という出来事が同じ世界線で起きる。その落差と連続性こそが、本作の独特の魅力の源泉だ。3Dグラフィックで描かれる田舎の情景も、没入感を高める重要な要素となっている。

キャラクターの個性も際立っている。しっかり者で清楚な次女ホノカ(CV:亜久城皐月)と、だらしなく竹を割ったような性格の長女アサミ(CV:伊東もえ)、謎の多い古本屋の女性(CV:本多未季)、夕暮れの神社でしか会えない少女(CV:藍沢夏癒)と、各キャラクターが異なる吸引力を持つ。制服組の押しに弱いホノカと、男性経験がないためにむしろ反撃されると弱いアサミという設定の対比は、攻略の戦略性を生み出している。

シナリオを坂元星日氏が、3D原画を干し海老・長篠太郎・はな氏が担当という布陣も信頼の置けるものだ。読者に届けたい一作として、田舎の夏という郷愁と初めての性体験という興奮が交差するこの作品を、ぜひ手に取ってほしい。青春の記憶の中でひっそりと輝く、大人になりきれない少年の一夏の物語は、いつまでも色褪せない。

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