今月の注目作として編集部が推薦するのが、がぶ飲みとろろ昆布が手がけるハクスラRPG「堕落の淫蕩吸血鬼」だ。百年前に奪われた自分の幽霊城を取り戻すべく立ち上がった吸血鬼・ドリスが、人間の領地を越え怪物の領域に挑む物語は、ダークファンタジーとハックアンドスラッシュの醍醐味を高いレベルで融合させている。基本エロCG32枚と魅了システムによる快テンポなHシーンが、戦闘と官能を往復するプレイ体験を支えている。
本作の真骨頂は、「魅了」コマンドを軸に設計されたゲームリズムの完成度にある。敵を倒してBP(血液ゲージ)を50%まで溜めると「魅了」コマンドが発動可能となり、敵を全滅させたうえでHシーンへと移行する。H後に精液吸収でHPを回復できるというループが、戦闘とエロを自然につなぐ流れを生み出している。スキルLvの上げ下げをいつでも自由に行えるシステムも、プレイスタイルに合わせた柔軟な育成を可能にしている。
棺桶で休まずに敵を倒し続けるほどレア宝箱のドロップ率が上がるというリスク・リワード設計は、ハクスラ本来の緊張感を本作に巧みに持ち込んでいる。物語の真相はメインルートから外れた寄り道に隠されているというシナリオ設計も、探索意欲を高める工夫として機能している。
評価4.68・レビュー5100件超という実績は、吸血鬼という設定とハクスラシステムの融合が広く支持されていることを示している。読者に届けたい一作として、誇り高き吸血鬼ドリスの城奪還の旅にぜひお供していただきたい。
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