「だってゴブリンだもの」——この5文字に凝縮された哲学が、同人エロゲー界に革命をもたらした。ぺぺろんちーのが贈る「ゴブリンの巣穴」は、6万1千件超の販売実績と4.6という評価を誇る、繁殖SLGジャンルの金字塔だ。今月の注目作として、このシリーズの原点にして最高峰の作品を改めてご紹介したい。本作なくしてシリーズ全体を語ることはできない。
本作の真骨頂は、「ゴブリン」という最弱モンスターの視点から世界を再定義したことにある。誰もが知り、誰もが侮る脆弱な生き物——しかしその略奪・生殖・繁殖という三つの本能に忠実に生きる姿の中に、文明の枠外に存在する原始的な力を見出したのだ。高潔なエルフ・信心深い聖女・強靭な冒険者を含む総勢12名のヒロインが、この最弱モンスターの前に次々と屈していく倒錯の快楽は、唯一無二のものだ。
全ヒロインにHスチルとドットHアニメーションが用意された丁寧な作りは、このシリーズを愛される理由の一つだ。豊富なバックグラウンドボイスとエッチSEが生み出す没入感は、「ゴブリンの視点から世界を見る」体験を完成させている。バトルで撃破し、巣穴に連れ帰り、種付け・即妊娠・産ませたゴブリンで戦力増強という一連のサイクルは中毒性が高く、プレイヤーを深夜まで引き込む引力を持つ。
読者に届けたい一作として本作を最高の形で推薦したい。「薄暗い洞窟に、メスたちの悲鳴が響き渡る」という一文に始まるこの物語は、エロゲーという形式が表現し得る独自の世界観の到達点を示している。patch.1から.4まで続く拡張データシリーズの起点として、まず本作から体験することを強く勧める。ゴブリンの巣穴への招待状——この作品があなたの価値観を変えるかもしれない。
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