さがしもの

サークル: さかくも発売日: 2022/07/03更新日: 2024/03/01v1.20
★ 4.54(5,813 件)販売数: 17,291

今月の注目作として取り上げたいのが、サークル「さかくも」が手がけた探索型アドベンチャー『さがしもの』だ。販売数17,276本・評価4.54という高評価を誇る本作は、田舎町という静寂な舞台と、そこに息づくリアルな「生活感」が他作品との明確な差別化要因となっている。捨てられたモノを拾い売って生計を立てる主人公という設定はどこか哀愁を帯びており、その素朴な日常の中にHなシチュエーションが自然に溶け込んでいく様が絶妙な余韻を生む。

本作の真骨頂は、3D(FPS視点)による没入感と、Live2Dアニメーションを組み合わせた多層的なHシーン表現にある。廃墟や道端に潜む6人の女の子を探し出し、お金を払うことでHなことをしてもらうというシステムは、売春・援交というジャンルの文脈の中でも特に「探索する喜び」を前面に押し出した意欲的な設計だ。Live2Dによる通常H(9種×キャラ差分×アイテム差分)と、静止画CGによるイベントHシーン(各キャラ2〜3種)の二本立て構成は、視覚的な満足度を着実に積み上げていく。

総プレイ時間6〜8時間という充実のボリュームに加え、6〜8時間かけて少しずつ解放されていく女の子たちとのイベントが探索意欲を持続させる。ホラーゲーム風のビジュアルながらホラー要素は一切ないという逆説的な演出も、プレイヤーの好奇心を絶妙にくすぐる仕掛けだ。また、女の子から入手した画像を眺めながらプレイできるというこだわりの細部にも、制作者の誠実なユーザー体験への配慮が見て取れる。

フェチ描写にこだわったアイテム差分の豊富さや、キャラクター毎に異なるCGイベントの個性も見どころのひとつだ。主人公にセリフがないという演出は、プレイヤー自身がその世界に入り込む感覚を後押しする。読者に届けたい一作として、田舎町の静寂と退廃の中で紡がれる本作の独特な余韻——ぜひその手で味わっていただきたい。素朴な世界観に宿る官能美が、きっと長く心に残るはずだ。

バージョン履歴を表示
2024/03/01v1.20[ver1.20] ・不具合修正 ・イベント1件追加
2022/09/10v1.12[ver1.12] ・細かな不具合修正
2022/08/09v1.11[ver1.11] ・ver1.10で発生した不具合の修正 (ぶっかけ上のアニメーション不備・未実装イベント関連)
2022/08/08v1.10[ver1.10] ・不具合修正 ・イベント追加 ・一部イベントのヒントを修正
2022/07/21v1.06[ver1.06] ・軽微な不具合を修正 ・一部のオブジェクトを修正
2022/07/07v1.05・軽微な不具合を修正
2022/07/05v1.04・タイトル画面にて特定キーを押すとセーブデータがリセットされる不具合を修正
2022/07/04v1.02・「明るさ」オプションの追加
2022/07/03v1.01・一部イベント(No.013,030)が進行不能になる事象を対処 ・その他軽微な修正
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