今月の注目作として本誌が選んだのは、おねショタ×モンスター娘という組み合わせで独自の世界観を構築したARPG——サークル「+蟹」の『竜姫ははらぺこなので』だ。評価スコア4.74という高得点、レビュー数5675件、販売数約1万5000本という実績は、この個性的なジャンルを愛するプレイヤーたちの高い評価を反映している。逆レ・男性受けという特徴的なタグが示す通り、モンスター娘たちに翻弄される小さな執事の物語は、このジャンルのファンにとって見逃せない一作だ。
本作の真骨頂は、食事と性のシステムが絶妙に絡み合ったゲームデザインにある。ハラぺこ竜族の姫・エーファのために食材を集め、お礼としてスキルをもらって強くなるというシンプルかつユニークなループ構造は、探索へのモチベーションとヒロインとの関係深化を同時に達成する。態度も体も胸も大きいエーファと、小さくひ弱でむっつりな執事・プフェルという対比は、おねショタジャンルの魅力を最大限に活かした設定だ。
Hシーンの充実度も特筆に値する。総数54シーンのうち、エーファとのメインシーン11種、雑魚モンスター娘17キャラ×2シーンの31種、ボスモンスター娘12キャラ×各1シーンの12種という三層構成は、モンスター娘の多様性とシナリオの深みを両立している。ボスモンスター娘は撃破でも敗北でもHシーンが見られるという太っ腹な設計は、攻略の方向性に関係なく全シーンを堪能したいプレイヤーへの配慮だ。アクションゲームとしての難易度は緩めに設定されており、隠し最強武器の存在が更なる自由度を与えている。
読者に届けたい一作として強く推薦する。全5ステージ+αという充実したボリューム、ARPGとしての爽快感、そして個性豊かなモンスター娘たちの逆レシーンが醸し出す甘美な敗北感——これらすべてが高水準で実現されている。おねショタ・逆レ・モンスター娘という組み合わせに少しでも心が動いたなら、まず体験版の1ステージを遊んでみてほしい。エーファの愛らしい貪欲さと、プフェルの健気さが生み出す特別な関係性が、プレイヤーの心を温かく掴むはずだ。
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