【スマホ版】母性覚醒!?催○ETD!!!

社团: 花実ガ咲ク发售日: 2024/05/17
★ 4.03(32 条评价)销量: 687
作品类型:手机游戏

今回編集部が取り上げるのは、サークル・花実ガ咲クが送り出したスマホ向け成人向けRPG「母性覚醒!?催○ETD!!!」である。DLsiteにおける販売数687本、評価4.03点(32件)という数字は、同人スマホゲームという決して間口の広くないジャンルにおいて、確かな支持を獲得していることを示している。

本作の核にあるのは、「催眠による常識改変」という古典的なシナリオ構造を、ダンジョン探索RPGというゲーム的文脈に落とし込んだ設計の妙だ。主人公・アミットは神聖魔法の国クトゥリス聖王国に仕える魔導隊長であり、突如として都心に出現したダンジョンへと先発偵察を命じられる。物語の出だしは至って王道のファンタジー——しかしダンジョン入口の転移トラップで仲間とはぐれたところから、物語の様相は一変する。

本作が巧みなのは、「魔法を発動するたびに催眠レベルが上昇する」という仕掛けである。通常のRPGであれば、魔法の行使はプレイヤーにとって能動的な選択行為だ。しかし本作においてその行為は、主人公の意識を少しずつ塗り替えていく要因にもなり得る。敵への攻撃手段が同時に自己崩壊への道筋でもあるという構造は、プレイヤーに独特の緊張感と背徳的なゲームループをもたらしている。ゲームメカニクスとエロティックな主題が、珍しいほど有機的に結びついているといえるだろう。

シナリオの軸となるのは「常識改変」「敵意・嫌悪感逆転」「母性覚醒」という三段階の変容プロセスだ。スライムや触手といった異種存在に対してアミットが抱く感情が、嫌悪から好意へ、さらには母性的な愛着へと段階的に変化していく様子は、単純なエロゲー的展開に留まらず、キャラクターの内面変化を丁寧に追う物語としての読み応えがある。本誌が注目するのは、このグラデーションの描き方だ。変容が唐突ではなく、ゲームの進行に沿って自然に積み重なっていく点に、サークルの物語構成への意識が見て取れる。

ビジュアル面については、計29枚という収録CGの内訳を見ると、イベントCG12枚、立ち絵CG3枚(差分あり)、カットインCG8枚、そして隠し要素CG6枚という構成になっている。隠し要素に専用CGが6枚割り当てられているという事実は、やり込みへの動機付けとして機能しており、周回プレイを促す設計の巧みさが伺える。また、「イラストがほとんど動く」という演出仕様は、静止画が主流の同人ゲームCGにおいて没入感を高める有効な手段であり、スマホというプラットフォームとの親和性も高い。

ツクール系エンジンをベースとしたスマホ対応という技術的選択も、本作の評価を語るうえで欠かせない観点だ。PCゲームが主流である同人成人向けゲーム市場において、スマホ版として最適化された作品はいまだ少数派であり、隙間を突く商品設計として一定の合理性がある。外出先での利用や、PCを持たないユーザー層へのリーチという点で、このフォーマット選択は意味を持つ。

フェラ、パイズリ、オナニー、受精、母乳・授乳、触手出産と、列挙されるシチュエーションは多岐にわたる。これほどの要素を29枚という限られたCG枚数の中に収めるには、取捨選択の判断が問われる。4.03という評価点は、その選択がおおむね支持されたことを示しているが、同時に「もっと見たかった」という声も一定数あることは想像に難くない。同人ゲームという性質上、制作リソースの制約は避けられないが、隠し要素の存在がその渇望感をうまく吸収している節もある。

編集部として本作を総括するならば、「母性覚醒」というテーマを単なる記号として消費するのではなく、ゲームシステムとシナリオ構造の両面から誠実に掘り下げようとした姿勢が評価される一作だ。687本という販売実績は、スマホ版という参入障壁の高さを踏まえれば健闘といえる数字であり、花実ガ咲クというサークルの作家性が着実に読者に届き始めていることを示している。ダンジョン探索とトランス系シナリオの組み合わせに興味を持つ読者であれば、手に取る価値のある一作である。

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