今月の注目作として本誌が選んだのは、BanameiRが放つファンタジーRPG『ドラゴンコンキスタ』だ。発売直後の販売開始報告から現在に至るまで、14500本超の累計販売数と評価4.75・レビュー4103件という高い支持を集め続けている。ドラゴンが絶滅した世界を舞台に、剣聖の弟子レイリが15年前の悪夢と向き合う旅を描くシナリオは、ハイテンポなコマンドバトルRPGと絡み合いながら、戦闘エロ・売春・和姦など70枚超のHCGを通じて豊かな体験を提供する。成熟したシナリオ設計と、丁寧なHコンテンツの組み合わせこそが本作の最大の魅力だ。
本作の真骨頂は、主人公レイリというキャラクターの造形にある。生真面目で正義感が強いという基本設定が、様々な状況下での彼女の行動選択と感情の変化をドラマティックなものにしている。師匠スズリカ、商会のNo.3メルメイア、行商人ヘーゼルというサブキャラクターたちとの関係性が丁寧に描かれており、単なる背景ではなくレイリの旅を豊かにする存在として機能している。「石になった故郷」「黒いドラゴン」「笛を吹く男」という15年前の悪夢のピースが、物語が進むにつれて明らかになっていく構成は、純粋なシナリオとしての引きの強さを持っている。
ゲームシステムの面では、ハイテンポなコマンドバトルRPGという設計が快適なプレイ体験を保証している。戦闘エロシーンの存在がバトルに緊張感と報酬感の両方を与え、70枚超の基本HCGが多様なシチュエーションを網羅している。RPGツクールMZで製作されているため動作の安定性も高く、セーブデータの携行性も良好だ。前作「ゴブリンコンキスタ」と同一世界観であり、前作プレイ済みの方はゲストヒロイン「カナメ」登場サブイベントをより楽しめるという設計も、シリーズへの愛着を育む工夫だ。
読者に届けたい一作として、本作の「因縁と陰謀、そして自分自身と向き合う旅」というテーマを推薦の根拠に挙げたい。因縁と陰謀というのは単なるプロット設定ではなく、レイリというキャラクターが自分の過去と現在を接続するための鍵として機能している。そのシナリオの奥行きが、戦闘エロや売春といったHコンテンツを単なる刺激ではなく「レイリが経験する現実の一部」として機能させている。v1.085まで丁寧にアップデートされた完成形で、この旅に同行してほしい。
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