今月の注目作として、同人シミュレーションゲームの傑作をここに紹介したい。だいふく船団が手がけた「雷神7」は、広大な宇宙空間を舞台とした本格的な艦隊戦略シミュレーションである。前作「天制覇」のバージョンアップ版として生まれ変わった本作は、複雑だったルールを大幅に改善し、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーが楽しめるよう設計されている。プレイヤーは「覇王」と呼ばれる指揮官を選択し、多数の部下と宇宙艦隊を率いて周辺惑星の制圧を目指す。
本作の真骨頂は、その戦略性の深さにある。ビギナー・ミドル・エキスパートの3モードに加え、チュートリアルも完備。星間政治と軍事のバランスを取りながら、結婚・子育てといった人生ゲーム的な要素も盛り込まれた重層的な設計が光る。プレイヤーが死亡した際には子供が跡を継ぐシステムも搭載されており、壮大なサーガが展開される。どの勢力を選ぶかで難易度が大きく変わる点も、リプレイ性を高めている要因のひとつだ。
成人向けの要素については、陵辱系を中心としたシーンが状況次第で発生する。敵国を制圧した際に姫などの女性キャラクターが捕虜となるケースもあり、複数のシチュエーションが用意されている。登場人物数が多いためボイスは省略されているが、それが逆にシミュレーションゲームとしての純粋な戦略体験を損なわないバランスを保っている。
通常のプレイ時間は5〜20時間と、腰を据えてじっくり向き合う作品である。サクッと遊べる短時間シナリオも別途用意されているため、まず体験版で雰囲気を把握してから製品版に踏み込むことをお勧めしたい。読者に届けたい一作として、本作はガチの戦略SLGファンにこそ強く推薦できる逸品だ。約11,000本を超える販売実績と4.51という高評価がその品質を雄弁に物語っている。
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