今月の注目作として本誌が選んだのは、サークル「ぶるーむふらっしゅ」の「魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~」だ。純愛と寝取られという二つの相反するエンディングを、一人のヒロインが辿りうる二つの運命として描くRPGは、このジャンルのファンが求める「選択の重さ」を真正面から提供している。評価4.46、販売数一万八百本超、レビュー数二千八百件超という実績が、その完成度を証明する。
本作の真骨頂は、魔女ミレイアの視点と屑弟子グレンの視点を切り替えながら物語を進める二重の構造にある。プレイヤーが純粋な愛弟子カイルの側についてミレイアを守ることも、邪な欲望を持つグレンの側に立ってヒロインを堕とすことも選べるという自由度は、このジャンルの「能動的な快楽」を最大化している。断面図での射精量比較という視覚的な描写が、快楽の差を明確に表現している。
基本HCG三十二枚・差分四百六十枚以上という充実したグラフィック量、ヒロインのBGVと絶頂ボイスという聴覚的な充実、シンプルで爽快なアクションRPGというゲームの骨格——これら三つの柱が組み合わさって、エロとゲームの両面で高い満足感をもたらす作品に仕上がっている。フィオナとリリアのエロステータスという複数ヒロインへの配慮も周到だ。
読者に届けたい一作として本誌がこの作品を推薦する理由は、「カイルとグレンどちらに肩入れするか」というプレイヤーの選択が、物語の行方を根本的に変えるという構造の面白さにある。みんなに嫌われた屑弟子が強引にヒロインを堕とすというジャンルの快楽と、純愛エンドへ向かう清々しさ——両方の体験が一本のゲームで楽しめる贅沢な作りに、ぜひ浸ってほしい。
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