同人RPGの世界において「本格派」という言葉が意味を持つとしたら、サークル「まくらカバーソフト」の『ダンジョンアンドブライド』はその代表例として挙げるべき作品だ。21000本超の販売本数と評価4.42という実績が示す通り、本作は寝取られ・戦闘エロ・異種えっちといったジャンル的な魅力を持ちながら、RPGとしての骨格においても一般向けゲームに迫る作り込みを誇る。「多彩なHシステムと本格的なゲーム内容の豪華ダンジョンRPG」というキャッチコピーは、決して誇張ではない。
本作の真骨頂は、キャラクターメイキングと装備着せ替えシステムの自由度にある。ヒューマン・エルフなど5種族から自分だけのヒロインを作り、名前・髪色・職業を決めてギルドに登録できる——この「自分のキャラクター」という感覚は、プレイヤーの没入感を根本から変える。さらに200種以上の装備アイテムが身体の各部位ごとに対応しており、手・足・胸・腰・下着・アクセサリという細かな着せ替えが視覚的な楽しみをもたらす。自分で作り上げたキャラクターが陵○される、あるいは奪われるという体験の質的な違いは、このシステムがあってこそだ。
「ホテル予約システム」と「決闘システム」という二つのユニークな仕掛けも本作の大きな魅力だ。宿屋の部屋割りをプレイヤーが決め、ヒロインと男キャラを同室にすることでHイベントが発生するという夜のお楽しみシステムは、RPGという文脈にリアルな「夜の懸念」を持ち込んだ巧みな設計だ。そして探索中にライバルパーティーから決闘を挑まれ、負ければヒロインを奪われるという決闘システムは、寝取られというジャンルをゲームメカニクスとして実装した稀有な試みだ。モンスターによる捕縛陵○・サキュバスによる逆パターンも含め、Hシーンのバリエーションは70を超える。
CG差分抜きで80枚超、Hイベント70超、10人のフルボイスヒロイン——これらの数字が示す圧倒的なコンテンツ量は、本作が単なる企画ではなく真剣な制作として向き合われた証だ。エルフ・サキュバスといったファンタジー属性のヒロインたちとの多彩な関係性、そして自分で作ったキャラクターが物語に参加する特別な感覚——本作は「寝取られRPGの完成形」として読者に届けたい一作だ。公式サイトでの詳細紹介も含め、このジャンルに興味を持つすべての読者にとって必見の作品である。
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