ミッドナイトプレジャーが贈る「くノ一陵辱伝 紫陽花」は、幕末という時代設定とステルスアクションRPGというゲームジャンルを組み合わせた意欲作だ。12,300件を超える販売数と4.47という高評価が示すとおり、くノ一という日本独自のキャラクター設定と、潜入ミッションのスリルを融合させた設計が多くのプレイヤーを惹きつけてきた。神隠しに遭った娘たちの行方を追って豪族の屋敷に潜入するという明確な使命感が、ゲーム全体の緊張感を支えている。
本作の真骨頂は、ステルスアクションとしての完成度の高さにある。シンボルエンカウントによる戦闘回避・敵の視界が明確に照らされる仕組み・隠れ蓑の術による一定時間の無敵・背後からの一撃暗殺という設計は、本格的なステルスゲームとしての緊張感を成人向けシナリオと見事に結びつけている。どこに敵がいるかを把握しながら慎重に進む体験は、このジャンルとしては珍しく高い没入感を提供する。
CG30枚・差分272枚というボリューム構成に加え、ステージ内に捕らわれた娘たちがHな目に遭うという場面の数々は、潜入中の主人公が「もし捕まったら」という緊張感を高める演出として機能している。ステージクリア時に倒した敵数と救出した女の子数に応じて報酬が変わるという設計も、プレイスタイルへの動機付けとして秀逸だ。
シナリオ担当ヤドカリ・原画こは氏と雄夢ライス氏という布陣で作られた本作は、幕末という歴史的舞台の細部へのこだわりも感じられる。くノ一・薬物・異種えっち・拘束・合意なしというジャンルタグが示す濃密な内容は、今月の注目作として時代劇エロRPGを楽しみたい読者に強くお勧めする。
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