幻奏黒夢館が手掛けた「ラクエンイセキのリムリリム」は、男女2人の主人公をザッピング形式で切り替えながら廃墟を探索する2Dドットエロ探索型アクションゲームだ。11,780件の販売数と4.61という高評価が示すとおり、「明るい日差しの元、ちょっとHでほのぼのとした冒険」というコンセプトが多くのファンの心を掴んだ。陵辱やNTRがない安心設計を明示している点も、幅広いユーザーへの配慮として評価できる。
本作の真骨頂は、ほのぼのとした雰囲気の中に潜むエロの自然な溶け込み方にある。廃墟探索中に出会う不思議な娘リムリリムとの関係を軸に、メイドとの同行という日常感が、探索の楽しさとドットエロシーンを繋ぐ橋渡しをしている。CGとテキストのHシーンがなくアクション画面のドットエロのみという割り切った設計が、作品のゲームとしての完成度を損なわずにエロ要素を組み込む上手い判断と言えるだろう。
リムリリム・ユフル・メアという3人のヒロインにそれぞれ声優が付き、mao・みる☆くるみ・誠樹ふぁんという声優陣が可愛らしい演技を提供している。ver1.08でのボイス追加やズーム機能・ドットHアニメ追加、ver1.10での簡易ギャラリーとフルスクリーンモード搭載など、継続的なアップデートでユーザー体験を着実に向上させてきたサークルの誠実な姿勢も好印象だ。
戦闘より探索が中心というゲーム設計は、エロRPGというよりエロ冒険ゲームとしての性格が強く、道中のドットエロを気軽に楽しみながら廃墟の謎を解いていく体験が新鮮だ。ほのぼのとした雰囲気の成人向けゲームを求める読者に届けたい、今月の清涼感ある一本だ。
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