N蔵司ヶ谷が手掛けた「白の従士と闇の従者」は、女騎士を打ち倒し陵辱するという王道のテーマを、コマンド選択型バトルとマンガ×ノベル形式のHシーンという独自のプレゼンテーションで体験させる短編ファンタジーRPGだ。27,900件を超える販売数と4.34という評価が示す通り、ジャンルファンに確かな支持を集めてきた。ザバウ砦の地下牢という閉鎖的な舞台設定が、対立の緊張感を高める効果を発揮している。
本作の真骨頂は、3すくみのコマンド選択という戦闘システムの明快さにある。じゃんけん的な択一判断が戦闘に適度な緊張感を与え、勝利時に解放されるHシーンへの動機付けとして機能する。「勝利したエリアや倒した際の状況でシーンが変化する」という設計は、繰り返しプレイへの動機を生み出す工夫として評価できる。主なシチュエーションである対人陵辱と催淫が、騎士という誇り高いキャラクターとのコントラストを活かした演出で展開される。
CG16ページ94コマ・書き文字差分込み236という充実したHシーンのボリュームは、短編RPGとしては十分以上の内容だ。マンガ×ノベル形式というプレゼンテーション方式も、コマ割りによるテンポの良さと文章による感情描写を両立させた設計として秀逸。文章の自動更新やコマ表示方法の設定など、読み進め方の細かいカスタマイズも可能だ。
ver1.50でRTPが不要になったという更新も、プレイ環境の整備という点で大きな改善だ。回想システム有りで一度見たシーンをいつでも振り返れる設計と、シンボルエンカウントによるストレスフリーな探索が組み合わさり、読者に届けたいコンパクトながら密度の高い一作として推薦する。
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