今月の注目作として紹介したいのが、「ただのでこ」サークルによる育成RPG「霧の遺跡と一人の剣士」だ。販売数2万本超、評価4.5、レビュー数6800件超という数字が示す通り、長く愛され続けているこのジャンルの定番作として確立された一本だ。遺跡の管理人という主人公と、処刑のために連れてこられた謎の少女との出会いから始まる物語は、化け物が溢れる遺跡を舞台にした独特の緊張感と、二人の間に芽生える関係性を丁寧に描いている。
本作の真骨頂は、育成RPG+SLGという複合ジャンルの完成度にある。1日単位で進む時間の中で少女を育成し、武器防具を購入して村へ行き、ダンジョンを攻略するという多面的なゲームプレイが、物語の進行と連動している。限りある時間という制約が、プレイヤーに選択の重みを与える。基本CG40枚(立ち絵を含まず)、コーチのセクハラ・催眠・洗脳・異種姦・監禁・拘束等80シーン以上という豊富なHシーンが、ゲームの進行に伴って解放されていく設計も充実している。
無実の罪で捕らえられた少女という設定の持つドラマ性、「彼女の力に反応した遺跡から化け物が現れる」という謎——この物語の核心への好奇心が、プレイの継続を促す。男主人公・寝取られ・異種えっち・閉じ込め・トランス/暗示・精神支配・巨乳/爆乳というタグの多様さが示す通り、様々なシチュエーションが物語の流れに組��込まれている。管理事務所という拠点から始まる二人の共同作業、そして深まる関係性——この温度の変化を楽しめるのが本作の醍醐味だ。読者に届けたい一作として選んだ理由は、この作品が持つ静かな物語の力にある。
v1.03というバージョン表記と、Ci-enでの継続的なサポート体制も、長期にわたってプレイヤーと向き合ってきたサークルの姿勢を示している。2万本超という販売数は、この静かながら確かな物語への支持の証だ。霧の遺跡という神秘的な設定の中で、一人の剣士(少女)との時間をどのように過ごすか——プレイヤーの選択が積み重なって作られる物語の結末を、ぜひ自分の手で紡いでほしい。
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